TAJIMA
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パスワードを忘れた方
セッション
イマドキの野生動物
宮崎 学 氏(自然界の報道写真家)
1.主催者あいさつ
2.現代人は間接的無意識に野生動物を餌付けしている
3.生き物たちの「匂いの地図」を通して見ること
4.300年・400年の時間軸で見ること
5.今も昔も人は生き物と同じエリアに暮らしている
6.時代を目撃する写真家として現代人に伝えたいこと
「野性を取り戻せ、死を思え、死を忘れるな」
1.  主催者あいさつ

みなさま、但馬コネクションへようこそ。本日会場にお越しになったみなさんのお顔を拝見していますと、第一回目の高橋信さんのセッションにお越しになった「自然系」の方々が多いように見受けられます。高橋信さんは但馬の野鳥のことを知りつくしておられる方、足繁くフィールドに出かけて、膨大な写真を撮っておられる。その彼が、gakuさん(宮崎学さんのことを、ぼくたちは親愛の情をこめていつもこう呼んでいます)と出会った時のことを「衝撃の出会い」であったと言います。

まず、僕とgakuさんとの出会いは今から13年前。但馬学(但馬地域の有志が集まって毎月現地例会を行う地域学の活動)の10周年記念講演をgakuさんにしていただいのがきっかけでした。義理の妹がgakuさんと知り合いだったのでお願いをしました。その講演会に高橋さんが来てくれ、そこで、「衝撃の出会いが」あったわけです。

高橋さんにとって何が衝撃だったのか、それはgakuさんの写真に対する考え方です。「図鑑」としてではない、「メッセージ」としての写真。「写真は視覚言語である」という概念に、高橋さんは圧倒されたと言います。gakuさんの写真は、一つのテーマを10年以上かけて追いかける、すべてオリジナルのメッセージ。僕もお会いする度に、gakuさんの生き方にいつも圧倒されます。さあ、それではガクさんに登場していただきましょう。(拍手)

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