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セッション
干物女のまんが道  ひうら さとる 氏(漫画家)
1.主催者あいさつ
2.ひうらさとる、プロフィール
3.漫画家「ひうらさとる」になるまで ①小学生~就活期
4.漫画家「ひうらさとる」になるまで ②内定~就活決定
5.漫画のつくりかた ~アナログからデジタルへ~
6.時代と共に変わり続ける、漫画家ひうらさとる
7.お山(豊岡市神鍋)暮らしをベースにした最近の作品づくり
8.最後はびしっと?まとめます!!
2.  ひうらさとる、プロフィール

ひ:ひうらさとるです、はじめまして。(拍手)

中:ひうらさんの公式HPをまず参考に見るんですが、1996年、大阪生まれ。引っ越しが好きだとあります。引っ越し魔ですか?

ひ:そうなんですよ、間取り見るのが好きで。あ、これいいなと思ったら、ぱっと引っ越しちゃいますね。引っ越しの回数はかなりのものです。

中:性格は「おおらかでおおざっぱ」、「立ち直りが早い」。そして「物忘れが激しいので、外付けハードディスクになってくれている友人がいます」ってのはすごいですねえ。旦那様がまさにそうですよね。自由だなあ。

ひ:あはは、本人は自由にふるまおうとか意識はしてないんですけれどね。

中:好きな食べ物は「みょうが」「シソ」「モロヘイヤ」「水タコ」なにこれ?ビール・お酒に合うものばかりじゃあないですか?

ひ:ええ、夏のビールのあてのイメージですよね。ビール好きなもので。

中:こっくりした白ワインもお好きだと。いいですねえ、たまりません。

中:お好きな映画監督がまたちょっとマイナーと言いますか。ビリー・ワイルダーはともかく、エルンスト・ルビッチやプレストン・スタージェスってのは、どんな映画なんですか?また、ご自身の作品づくりへの影響は?

ひ:えと、これらは基本的にコメディですね。最後は分かりやすくハッピィなものって好きなんです。私の漫画にも、そういう要素はありますね。

中:HPには干物女度をチェックできるシートもあります。「簡単な食事なら台所で立って食べる」「忘れ物を取りに戻るときは、靴を履いたまま爪先立ちで家にあがる」「そう言えば美容院に半年ほど行ってない」「めんどくさい、てきとー、まいいかが口癖」「一人で居酒屋も寿司屋もイケる」とか、設問がいかにも楽しい。読み上げますから会場のみなさんは該当するものにお手をあげてください。(笑)

ひ:30代で一人でがんばってる素敵な女子はたくさんいるんですよね。自分のことみたいに思えて、涙でそうになることもあります。応援したい!

中:ところで、僕はひうらさんのことを、「真理子さん」と本名でお呼びして普段のお付き合いをさせていただいてるんですが、「ひうらさとる」という男性みたいなペンネームは、どういったことでつけられたのですか?

ひ:これはですね、私が小学生のころ大好きで尊敬していた漫画家さんの作品に出てくる登場人物からとったものなんです。みなさん、「ドカベン」はご存知ですか、水島新司先生の作品なんですが、あのドカベンに出てくるピッチャーが本当に大好きだったんですよ。彼の名前が「里中智(さとなかさとる)」。で、また別の水島先生の作品に「野球狂の詩」ってのがあるんですが、その登場人物が「火浦健(ひうらけん)」。そこからとってます。

中:野球漫画がお好きだったとは意外な感じ。そして、41歳で結婚、43歳でご出産。「ヒゲの妊婦」という本、これおもしろいですよね。出産直前にツイッターで「分娩室なう」だなんて。どうして「ヒゲ」なのですか?

ひ:43歳の高齢出産だなんて、我ながらおもしろい!と思っていました。だから、絶対に分娩室から「分娩室なう」ってツイッターでつぶやいてやる!と妊娠が分かった時から思っていたんです。子どもが生まれる40分くらい前まで携帯電話を触っていました。最後のツイートは「寒気がしてる」だったわけですが(笑)。「ヒゲ」については、弱小企業の社長さんのような気分だったと言えばいいでしょうか。やっぱり結構年とってますから、おっさんのイメージで「ヒゲ」をつけてみたわけです。

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