セッション
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干物女のまんが道 ひうら さとる 氏(漫画家)
1. 主催者あいさつ
本日もお集まりいただき、みなさんありがとうございます。8月は夏休みといたしましたので2か月ぶりの但馬コネクションです。そして今年3月に開始した但馬コネクションは第6回目を迎えることになりました。 さて、但馬コネクションの特徴は2部構成で行なっていることです。第1部はそれぞれの分野で活躍されている方をゲストにお招きしお話を聴き、第2部では、ゲストを囲みながら会員同士で意見交換、議論、自己紹介などをする形で進行するスタイルでセッションが進んでいきます。 私自身も楽しみながら、皆さんと一緒に本当に多くのことを学ばせていただいております。前回の7月のゲストは中貝宗治豊岡市長をお招きし、素晴らしいお話を聴きました。市長の話の中である言葉と出会いました。それは私が探し求めていたものでもあったのですが、「地下水脈」という言葉です。 どういう意味かと言いますと、一見異なった現象、分野であっても、また異なった国、民族、文化であっても、深く深く掘り下げていったところでは共通しているものであったり、たとえ異なっていてもお互いに理解し、リスペクトし合える力を私達は持っているのではないか、そしてそれは地下水脈となって繋がっているのだ、と私は理解しています。 但馬コネクションはその「地下水脈でありたい」と思っています。 今皆さんがいらっしゃるこの空間は、2004年の台風23号で約2mの浸水被害にあった場所、土壁のラインがその水位の跡です。その時は本当に大変で、多くの友人にも助けられました。だから考えてみますと、この空間は「地下水脈の溜まり場」としての資格もあり最も相応しい場所であるとも言えるのではないでしょうか?みなさんいかがでしょう?(会場から拍手!) 前置きが長くなりました。では、さっそく今日のセッションを始めてまいりたいと思います。今回のゲストは漫画家・ひうらさとるさんです。 前回と同様に、私(中田)が「つっこみ役」として、合いの手を打ちながら進めたいと思います。会場のみなさまも、どうぞ自由にお話にご参加くだい。 → 次のページ「2. ひうらさとる、プロフィール」 |